キッチンリフォームをしようと思った理由
私たち家族は、3年前(2008年)に築27年の中古住宅を購入し、部分的にリフォームをして住んでいます。その(入居前の)リフォームというのは、トイレ交換、洗面所交換、廊下(床張り替え)、和室の畳替え、玄関ドア交換、内装(クロス)張替えで、予算的にキッチンとお風呂は手が回りませんでした。どうしても、水まわりのリフォームは高額になってしまうし、既存のキッチンやお風呂が使えないわけではなかったので・・・。
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しかし、去年(2010年)の秋ごろ、キッチンの流しの排水に不具合が出て、シンク下への少量の水もれと、それによる臭いが発生しました。シンク下には鍋などの調理器具だけでなく、醤油や油などのボトルもしまってあるので、これはマズイな、と・・・。
部品交換など、応急処置的な対処もできるだろうとは思いましたが、なにせ30年も現役で使われてきたキッチン(流し)ですから、あちこちガタがきても無理はありません。
お金をかけて部分的に直しても、そこから何年、何十年と使っていくのは難しい気がします。シンク下の水漏れだけでなく、排水管も相当古いだろうし、キッチンの壁のタイルも部分的にはがれたり、盛り上がってきたりしています。戸棚の扉もガタついてます。それを見て、私の心の中にこんな思いがわき上がってきました。
「それならいっそ、流し台をシステムキッチンに取り替えて、
壁のタイルもキッチンパネルに張り替えて、
キッチン丸ごとリフォームしてみたらどうだろう?」
入居前にキッチンのリフォームができなかったことが、自分で思っている以上に心残りだったのか、はたまた「新しくて使い勝手の良いキッチン」への憧れが一気に噴き出したのか、”キッチンリフォーム”のアイデアに、私は心を奪われました。
そのとき娘は小1と幼稚園年長でしたが、「もう5年もすれば、この子たちだって料理やお菓子作りを一人でやりたがるハズ。そのとききれいなキッチンだったら嬉しいだろうな。」と、想像(妄想?)はどんどん膨らんでいきました・・・。
とはいえ、キッチンのリフォームをするかしないかは、どのくらい費用がかかるのかわからないことには判断もできません。そこで、システムキッチンの取り扱いのある大手ホームセンターの店舗に足を運び、システムキッチンの現物を見て、そのうえでわが家に来てもらって現場調査&見積もりをお願いしました。
システムキッチン本体の価格は店頭表示されているので(30万~50万程度)わかるのですが、施工費がまるで見当がつきません。いったいどのくらいの金額が出てくるのかドキドキしながら見積もりの返事を待ちました。
結論から書くと、施工費は計83万円。仮に40万円のシステムキッチンを選んだ場合、トータル金額は123万円になります。施工費がキッチン本体の2倍もするなんて!と夫も私もかなり驚きました。
トータルで100万円以内だったら前向きに考えようか・・・と思っていたのですが、予想よりもずいぶん高かったので、このときは諦めることに。(もうしばらく今の流し台でガマンして、その分ローンの繰り上げ返済したほうがいいね、と話しあいました。)
それから、一年が経ちました。
使っていた据え置き型の食器洗浄機の調子が悪くなってきました。調子が悪いというより、もう半分壊れてるみたいな状態。新たに据え置き型の食器洗浄機を買い直すなら、食器洗浄機内蔵(ビルトイン)のシステムキッチンがやっぱり欲しいよな~という気持ちがムクムクと沸き起こり、改めて、別のところにシステムキッチンの見積もりを出してもらおう、ということになりました。
そこで思い浮かんだのが、「お!ねだん以上」のニトリです。ニトリのシステムキッチンは高級感はないけれど、必要十分で何より安いということをブログの口コミで読んだことがあったので、夫の休日にふたりでニトリの店舗に行ってシステムキッチンの実物を見てこようということになりました。
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ニトリでシステムキッチンの実物を見てきました
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